永久歯も、治療を受けた歯も、長持ちして支障なく使える(噛める)ことは、患者さまにとって大きな喜びであり、歯科医師にとって誇りでもあります。当院の治療の上で最も大切にしていることは、「患者さまにできるだけ長く使える歯をご提供すること」です。そのため、できるだけ削らない、抜かない治療を目指しております。
どうしても削って被せることが必要な場合には、患者さまにぴったりな、見栄えの良い素材を用い、なおかつ長持ちするように治療を行います。
歯とは一生のお付き合い。細部にまで心が行き届いた、かかりつけ医のような長いお付き合いをさせていただきたいと考えております。
歯が長持ちするように工夫している事
歯に詰め物をいれる場合、保険診療にしても自費診療にしても、患者さまの状況にぴったりと適合するもの、適合の良いものであれば、より長持ちしますが、その後のメンテナンスも忘れてはなりません。当院では、治療終了後にメンテナンスの重要性をご説明します。
歯は、しっかりしたメンテナンスをせずに放置すると、良い方向には決して進みません。むし歯菌や歯周病菌に感染しやすい口の中で、歯は次第に摩耗し、さまざまな負荷を受け続けます。治療したときの良い状態が10年、20年続くということはありえないのです。
そこで重要になるのが、こうした歯の摩耗・むし歯や歯周病の進行をできるだけ遅らせて、悪化を先延ばしする、ということです。治療終了後は歯科衛生士のもとで定期検診を受け、必要であれば専門的なクリーニングなどのメンテナンスを受けましょう。早いうちにケアしておくことで、少ない治療で改善できます。